外来処置室での新人育成

一般的に外来処置室とは、血圧や体温、脈拍といったバイタルの測定、体重や身長の測定、血液検査や点滴といった院内各科から出た依頼に沿って様々な処置を行う場所をいいます。まさに新人看護師には一番もってこいな職場だといえるのです。だって、看護師が看護学校で行うような基礎的な仕事ばかり行うんですもの。しかし、大きな病院であればあるほど、こういった処置室は各科、各階に点在。患者にいわせれば「並んでばかり、何とかならないの?」という事もしばしば。そういった患者をなだめるのも立派なお仕事だといえるでしょう。

また、外来というだけあって、中にはケガの人もいれば、風邪や感染性ウイルスの症状を持った人も少なくありません。
そこでここに勤める看護師は、入院患者や他の方への院内感染を防ぐ為、外来患者へのマスク着用の促しや発症者隔離スペースの確保といった仕事も請け負います。このほか、新規・再診患者の対応、電話応対、検査結果の報告書をまとめたカルテなど書類を製作、整理するという事務的な仕事があり、休憩時間と呼べるほどの時間はあまりないといえます。なぜなら、外来というのはいつ、どのくらい、どの程度の症状の人が来るかというのがさっぱり予想がつきません。しかも、大きな病院であればあるほど、その規模はさらに広がります。

大変かとは思いますが、外来処置室は病棟各科の玄関口です。中には理不尽な患者もいますが、それにも負けずに全ての患者が気持ち良く安全・安心に診察を受けられるように接する事が、外来処置室の看護師には求められます。

新人が多く配属されるという外来処置室ですが、患者にとってみれば新人であろうとベテランであろうと、そんな事は一切関係ありません。だって車の運転のように若葉マークが貼られているワケではないのですから。ですから、外来処置室に配属されたのであれば、それこそ新人は引き締めて仕事をする必要があります。

新人には、新人教育係りがいます。看護学校を出たばかりの人、外来勤務がはじめての人、しばらく看護職から離れていた人、このような人の面倒をみるプリセプターがいます。大きな病院になると教育チームがありますが、それとは別に現場でマンツーマンで看護師を育成する人がいます。実は看護師4年目というフレッシュさがの残る人材がそのプリセプターに就くことが一般的。人を育てて自分も成長するという立場の人でしょうか。年齢も近く何でも話せる先輩。若くて元気がある分、気が合えば動きがいいのでしょうが、その反対ならば大変ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です